住宅を購入する場合、資金計画を作る上で忘れてはいけないものに「諸費用」があります。
一体どういう費用がいくら掛かるのか、「諸費用」について、解説します。
それでは、個々に見ていきましょう。
＜売買契約時＞
印紙税：売買契約書に貼り付けます。
＜決済時＞
登記費用：所有権移転・保存・抵当権設定などの登録免許税や印紙税です。
司法書士報酬：登記をしてもらった司法書士の報酬です。
ローン融資手数料・保証料：銀行へ支払うものです。
火災保険料・地震保険・生命保険：ローン契約時に加入されるものです。
固定資産税：売り主が支払った分から月割分を請求されます。
マンション修繕積立・管理費：売り主が支払った分から日割分を請求されます。
仲介手数料：仲介した不動産会社に支払う手数料です。
諸費用とは、不動産の価格とは別に掛かってくる費用であり、基本的には現金で用意しなければなりません。
最近では、諸費用もローンに含める「フルローン」が可能な金融機関も増えてきていますが、引越し代や家電・家具などの費用は含められませんので、ある程度の現金は準備が必要です。
目安としては、
■新築物件では、物件価格の３～７％
■中古物件では、物件価格の６～１０％